浜宮天神社の鎮座する播州地方に於いては、10月から11月にかけて各地で秋祭りが執行われる。
祭りの形態は各社それぞれではあるが実りの秋を告げる祭り、稲作の終わりに際して神の恩恵に感謝し、来年の豊作を祈願する祭りである。
浜宮天神社では毎年10月、体育の日の前日の日曜日に行われる。
秋祭りの約1週間前にはその年の頭番村の頭人宅にオオダンを造り、神々を村に迎え.
る事から始まり、前日の宵宮祭に頭人参拝、本宮祭では神幸行事 もちまき 等の様々
な事があり、一年に一度氏子と神々が深くふれ合う事の出来る祭りである。
浜宮天神社では猿田彦を先頭に子供神輿に本神輿、頭人とそれに各町の屋台が行列をなし御旅所までの約400mの道のりが人であふれる程の賑わいを見ることが出来る。頭人が神馬にまたがり行進する様は荘厳なものである。
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