秋祭りの前日、夕刻に頭人とその村の祭典役員が参拝し、後、秋祭りの準備の点検をする。
当日、又は前日に幟建てと神域、御旅所の清掃をする。 神役・神輿役の祭典用具なども頭番村へ持
ち帰り明日の祭りに備えるのである。
(間形村 献灯)まがたむら けんとう
秋祭りに他の氏子がお参りする行事で全国的に見ても大変珍しい。
江戸時代の末期、当時十八戸しかなかった間形村が近隣と水利権をめぐって訴訟となった。
勝訴を願って日岡神社と浜宮天神社に祈願したのが始まりである。そして願い通り間形村に有利に決着した。
現在町内会が輪番制で運営していて六人一組で参拝することになっている。
地元では提灯十二張りが献灯されることから「十二張り参り」と呼んでいる。
間形地区は日岡神社の氏子であるが神社の習慣では極めて珍しい事である。
間形村は浜の宮地区の北西約4km
近くの集落といざこざがあったのは過去のことで現在は地元の楽しい祭りとなってい る。
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