輪 抜 祭(夏越の祓)
 
各神社では夏越しの行事として茅の輪くぐりの行事が
行われている。半年分のけがれ(邪気)を祓い無病息災
を祈る厄祓いの行事である。
6月と12月に行われていたが現在は6月の晦日の行事
として定着している。
  
茅の輪に使われる茅(かや)は魔除けの植物と考えられ
てきた。
現在茅が群生する場所が浜の宮周辺でも少なくなりつ
つある。
 
6月の祓えとしては願い事を人形(ひとがた)
形代(かたしろ)に書き神社に奉納する所もある。
    

浜宮天神社では毎年 6月28日・6月29日の夜、祭典が執り行われ、6月29日には、ササを釜の熱湯に漬け天高くまきあげる「湯立て神事」が執り行われる。
6月28日早朝には新しく作られた茅の輪の渡り初めが行われる。
境内には夜店が出て近くの親子連れなど夕涼みの参拝者で賑わう。
 
渡り初め 湯立て神事 人 形
                              

  浜宮天神社  神社由緒略記(祭典)