令和6年 甲辰(きのえ たつ)
としのはじめのためしとて
おわりなきよのめでたさを・・・
(門 松)
平安末期の「年中行事絵巻」にも見える。
起源は中国伝来説(疫病 不老長寿等祈願)年神降臨説(その年の五穀豊穣・無病息災・家内安全等)を請う神をお迎えするもの。
一般化したのは江戸時代以降
(注連飾り)しめかざり
神前をはじめ清浄な場所を表すためのもの。
家庭においては大掃除の後、玄関、トイレ、台所等年神を迎える所に付ける。年の初めには神棚に氏神様のお札を新しくすることも大事な正月の家庭行事である。
(お節料理)
宮中に於いて節目ごとに饗宴がなされたがそのときの料理を指す正月の宴を特に節という。
現在、忙しい主婦にとって保存食的存在であり主婦であれども正月3が日は炊事から解放される意味合いがある。もちろんお餅は神に供える物でもあるがおそらく保存食としての人々の知恵が伺われる。
(神宮大麻)
我々の大親神 天照大神の御神徳を仰ぎやがてめでたく迎えられる新春の初めに先立ち神棚にお祭りします。
(除夜祭)
年越祭 元宮中の賢所で行われたが明治以後除夜祭となる。
神社によっては一晩中たき火をしたり厄よけ参拝が群衆するところもある。
その年の最後に行われる祭りである。
(歳旦祭・元旦祭)
その年の五穀豊穣、国民の平和等、皇祖・天神地祇に祈願する。
新年、最初に行われる祭り。
(元始祭)
天皇の位の元始を寿ぎ、1月3日に行う祭り。
1月15日に正月の注連飾りを神事の後おたきあげする祭り。
とんど祭りとも云う。
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平安時代に清涼殿の東庭で陰陽師が青竹に短冊とか扇子を吊し焼く行事がある。
このとき毬打(ぎっちょう)を三つ結んで立てたのでこう呼ばれている。毬杖とも書く。
毬打は正月に童子の遊戯に使われる毬を打つ槌のようなものである。 |
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浜宮天神社では令和6年は1月14日に左義長祭を執り行いました。
おたきあげの火は古式のヒキリで起こされます。 |
浜宮天神社では、元旦の午前0時より参拝者を受け入れます。 |
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